2月11日集会が開催されました
「信教の自由を守る日」第7回秋田地区2月11日集会が開催されました。
講師に、岩手県立大学盛岡短期大学部教授の誉田慶信先生(文学博士)をお招きし、「憲法九条はなぜ制定されたか-信教の自由を考えるなかで-」と題して講演をしていただきました。
講演では、まず2006年12月の教育基本法改悪から始めて、憲法九条制定の過程が話されました。
中でも、憲法九条の戦争放棄条項が、昭和天皇を戦犯から除外するための戦略であったことを指摘されました。
また、日本本土の非武装化は沖縄基地化が大前提となって成立したこと(マッカーサーは「沖縄を基地化(特に空軍)すれば日本本土に軍隊の必要はない」と考えていた)、その後、1950年の朝鮮戦争勃発後にマッカーサーの「日本本土の非武装化」観が変化することなどをていねいに語られました。
さらに、私たち自身の九条観への問いかけと共に、沖縄普天間基地問題に至る日本外交の対米追従姿勢の問題点なども語られました。
そして、今の日本の土壌では、容易に軍事力が是認されやすくなっているという点を指摘し、「ファシズムはそよ風にのってやって来る」と語られました。
講演資料もていねいなもので、大変良い学びとなりました。
最後に、「外的権威からの自由は、我々が自分の個性を確立することができる内的な心理的条件があってはじめて恒久的な成果となる。」とのエーリッヒ・フロムの言葉(『自由からの逃避』より)が引用されました。
来場者から天皇制の問題に関して、権威に安易にすり寄って行く姿勢についての質問があり、それに対して、「天皇制を相対化するもの」ということを語られました。
まさに、「内的な心理的条件」が必要であること、私たちにとってはそれこそが信仰であること、そして思想・信教の自由を守るための不断の取り組みが必要であることを、あらためて強く思わされました。
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